ネイティブ並みに英語がペラペラになる、最短かつ最良の5ステップ

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私は約1年半で、日本人英語しか話せなかったレベルから、ネイティブレベルといえる英語力を手に入れることができた。

お金もかけずに。

以前の私の英語力は、どんなだったかというと、知っている文法と単語を頭の中で一生懸命組み合わせて、やっとこさ文章をひねり出すレベル。
それも、「昨日は友達とアイスクリームを食べに行ったよ」とか「昨日の授業キツかった」とか、「そのカバンかわいいね」とか、単純な事実を言えるくらい。

自分の深い考えとか、繊細な感情、感覚的な話なんて、伝えることすらはじめから諦めていた。英語教材もたくさん使って頑張っても、ネイティブと話すとなると、しどろもどろ。

それが、「ネイティブレベルになる」と決意してから、1年半〜2年くらいの期間で、英語を自由自在に話すことができるまでになった。今では、アメリカ人と話す時に「どこの州出身?」と聞かれることもよくある。

英語を(他のどの言語でもいい)、バイリンガルレベルで習得する事は、誰にでもできる。辛い勉強も、頭の良さも必要ない。

私の英語がペラペラになったまでのステップを、順を追って説明していく。

 

英語がペラペラになるまでのステップ1〜5

 

STEP1. ネイティブが話している動画を見ながら「これは自分だ」と妄想する

ネイティブレベルの言語能力を手に入れることは、誰にでもできる。ある程度時間はかかるが、そんなに難しいことではない。

最初のステップで必ずやってほしいことがある。それは、ネイティブが話している動画を見ながら、「これは自分だ」と強くイメージすること。

私自身は、テンションや年代が自分と似ている子の動画を見つけては「これは私なんだ」とよく妄想していた。

無意識のうちに彼女の顔の表情までうつってくるくらいに自分だと思い込む。「これは私だ、これは私が話している、これは私の考えだ」と妄想しながら観ていると、それが真実だと思えてくる瞬間がある。

今から分析すると、その瞬間というのは、ネイティブレベルで話している少し先の自分を映像化していたのだと思う。たぶん潜在意識が、ネイティブとしての自己イメージを真実だと錯覚し、無意識にその自己イメージに現実を一致させようとするのだろう。

この作業をするかしないかは、これから紹介する英語習得方法において、かなり大きな差になってくるので、ぜひやってほしい。

「日本語脳とは別に英語脳をつくる」へのパラダイムシフト

実践ステップに入る前に、理解すべきことがもう1つある。

「日本語脳とは別に、英語脳をつくる」ということだ。

これまで、英語は「勉強するもの」と思ってきた方が多いだろう。
私も英語を本気でやりだすまではそうだった。

「英語は勉強して習得する」という常識を、「英語脳という別の脳をつくる」という意識へと、パラダイムシフトをする必要がある。

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学校の英語教育は、単語も文法も、読解もリスニングさえも、日本語による思考回路を手掛かりに学習する方法を取っている。
それでは、日本語を軸にした比較言語学を勉強しているにすぎず、いつまで経ってもネイティブレベルにはなれない。

日本語で考えてみてほしい。

私たちは、なんの概念体系もないまっさらな状態から、言語を吸収することによって「思考する能力」を少しずつ手に入れた。
「思考→言語」と思いがちだが、「言語→思考」というように、言語能力があって初めて、単純な感情以上の思考ができるようになる。

ここで、日本語によって「思考→言語」「言語→思考」と自在に変換できる思考回路を「日本語脳」と呼ぶことにする。
日本語ネイティブたるゆえんは、この日本語脳があるから。なのに、日本語脳を使って英語の勉強をし続けても、ネイティブに必要な「英語脳」はできない。

つまり、「英語脳をつくる」ことが目標であり、そのゴールに向かっていくためには、日本語脳の中に英語の知識を入れていくのではなく、まったく別の「英語脳」を「育てていく」ことが必要だという理解が、スタート地点となる。

英語脳はナマの会話でつくられる

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日本語脳で英語を捉えようとしている限り、英語を母国語とする人たちと同じように使いこなすことはできない。

私たちが日本語をどのように習得してきたかというと、見様見真似で、いろんな人の話し方の断片断片を食べるように吸収してきた。そのまま「食べる」ことで、行間の意味、言葉のゆらぎなども、感覚的に分かるようになった。

例えば、助詞の「て・に・は・を」。

女性ふたりによる以下の会話をみてほしい。3通りのB美の答えから、どんなニュアンスの違いを感じるか。

A子:「昨日のパーティーに、誰が来たの?」

B美:「C君来たよ」

「C君来たよ」

「C君来たよ」

「C君が来た」といえば、「予想に反して来た」ようにも聞こえるし、「ぜひとも来て欲しかったC君が来た」あるいは「来てほしくなかったC君が来た」という可能性も考えられる。いずれにせよ、「が」には詠嘆のニュアンスがある。

「C君は来た」は、「D君は来なかったけれど」という状況かもしれないし、「誰が来たが正確には把握していないが、少なくともC君は来た」という意味かもしれない。

「C君も来た」は、「D君が来たんだ!そういえばC君も来てた」という、C君にはあまり興味がないという気持ちの現れとも考えられる。ただし、「C君も来た!」となるとニュアンスが変わり、「C君が来た」と同じく詠嘆表現となる。

というように、助詞ひとつの性質だけでも会話全体の意味が変わってくるのだが、ここにA子・B美・C君の三角関係が絡んでくると仮定すると、どうだろう。

A子とB美は友達。ふたりともC君を「いいな」と思っている。A子は用事でパーティーに出席できず、B美とC君がその機会に接近したのかどうか探りを入れようとしている…と想像してみる。さらに、A子とB美はお互いC君に好意を持っていることに感づいているとしたら…?

A子:「昨日のパーティーに、誰が来たの?」
(どうせC君にモーションかけたんでしょ。B美に先を越されるのは悔しいけど、パーティーのこと詳しく教えなさいよ)

B美:「C君が来たよ」
(来てほしかったC君が来てくれた!)

「C君は来たよ」
(どうせC君のことを聞き出したいんでしょ。分かってるんだから)

「C君も来たよ」
(私とC君のことを知りたいんだろうけど教えてあげない。C君のことなんて気にしてないってフリしよう)

というような、探り合いが読み取れはしないだろうか。

言葉のセレクト、口調、声色によって同じ意味の会話でも、まったく違ったニュアンスになることはよくある。

さらに、会話する者同士の関係性、感情が加わると、そのニュアンスは当事者にしか分からないほど微妙なものになってくる。

これを「言葉のゆらぎ」とするなら、私たちの会話、いや、コミュニケーションのすべての目的は、実は文面上の意味などではなく、この「ゆらぎ」にこそあるともいえる。

だからこそ、「ナマの会話」でしか、「日本語脳」も「英語脳」もつくることはできない

英語脳を新たにつくらなければ、英語という言語によって思考することはできず、英語における「言葉のゆらぎ」を捉えることはできない。

ではこのことを踏まえて、実践ステップを説明していく。

 

 

STEP2. リアリティ番組を一つ選ぶ

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海外ドラマを一つ選んでほしいのだが、ここで重要なのが、リアリティ番組を選ぶということ。

リアリティ番組というのは、日本でいう「テラスハウス」とかNHKの「プロフェッショナル」みたいなもの。

普通のドラマは、セリフがわざとらしい。脚本家が何度も推敲して作りこんで書いたセリフだから、日常で使う表現からずれているし、変にシャレた言い回しだったりして効果的な教材じゃない。
例えば私がはじめに教材として使ったのは、「The Hills」って言うリアリティ番組(今思うと教材としてはベストではないので、それはまた別の記事で)。

ロスに住む20代前半女子たちのルームシェア生活を追った番組で、友達とのケンカ、恋愛、仕事、学校生活が丸裸になっている番組だ。

同世代の女の子の恋愛、友情、仕事の様子を覗いている感じで、会話も、私が実際に女友達としてるような調子だったり、上司と話すときは緊張気味だったり、彼氏に暴言を吐いたり、実際にその子たちが普段話してる、自然な会話。
状況もスーッて入ってくるし、「あ、ちょっとここ社交辞令っぽいな」、「怒りを抑えてあえて皮肉っぽく言ってるな」と、分かってしまうくらい。

だから、超「ナマの会話」。

同世代の女の子の生活をそのまま切り取って、それを追体験してるような感じ。だから自然に吸収していけるし、スピードも全然違う。

言語は、単なる“音”や“文面”じゃなくて、人間同士の感情や関係、状況なんかを必ず伴う「生きた」もの。だから、感情の動きや葛藤、人間関係、状況、人々の性格や価値観を、まとめて自分の中にそのままインストールしていくことが、「英語脳をつくっていく」ということ。

私ははじめ、普通の海外ドラマを使っていたのだけど、リアリティ番組に切り替えてから、本当に驚くくらい英語が自分のものになり始めた確かな感覚があった。

リアリティ番組にはたくさんの種類がある。

自分に一番合うものを見つけて、どのリアリティ番組にするかを決めてほしい。

今はほとんどどの番組でも、youtubeでタイトルを検索すれば番組のトレーラーが見られる。自分が楽しめるものを選ぶことが大事。

リアリティ番組については、「独学でネイティブレベルになるための最強の教材はリアリティ番組!おすすめ度別に紹介」という記事を参考に選んでください。

 

 

STEP3. 音だけをすっぽり頭にインストールする

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「これ!」という番組を決めたら、とにかく観まくる。観まくって、観まくる。単に聞き流すのではなく、集中して、話の中に入り込む。

オススメは、1〜3話くらいに分けて行うこと。

ワンシーズンを一気にインストールしようとすると、ハードルが高いだろうし、途方もないものに思えてしまい、嫌になってしまうかもしれないので。

例えば、The Hillsのシーズン1を買ったとしたら、1〜3話分を観まくって頭に落とし込む。

具体的なやり方は、まず1〜3話までを通して観てみる。ここで、理解できないのは気にしないこと!とにかくはじめは、キャストたちの表情や話の流れをサラッと観る。

不思議なもので、英語がはっきり聞きとれなくても「あー、この子はこれに怒ってるんじゃないか」とかが分かる。

そうやって、その場の空気感みたいなものから場面を予測しながら、聞いていく。英語の音だけに神経を集中させるのではなく、音、キャストの声色、表情、動作、すべてに目を釘付けにしていく。

「何話してるんだろう」と気になっても絶対字幕はつけてはダメ。

まずは音だけ(表情や声色、動作に紐付けて)をすっぽり、インストールする。
1〜3話まで、くじけずに繰り返し繰り返し観る。意識を集中させて。

私はどうしていたかというと、朝起きたらベッドから這い上がる前に、寝ぼけ眼で手を伸ばしてノートパソコンの再生を押す。歯磨き中も、化粧中も、コーヒー飲む時間もずっと観続けていた。
家に帰ってきたらまず再生。部屋着に着替える時も顔を洗う時も、とにかくずーーーっと再生しっぱなしだった。

それぐらい観まくると、音源よりも0.3秒くらい前に頭の中で会話が再生されるようになってくる。この段階でも意味を完全に理解している必要はない。

DVDを観ていない時でも、ふと頭の中でキャストの台詞が聞こえてくる時がある。舌の動かし方の癖や、声色までも正確に再生されるようになる。キャストたちの表情もセットで再生されるような感覚。こんな感覚にもなる。街行く人々、電車内での人々の話し声が、全て英語に聞こえてくる。

こういう感覚は、誰でも結構早い段階で訪れるのではないかと思う。とにかく1〜3話までの会話、ぜーんぶの音が頭の中にインストールされるまで行う。

音を完全にインストールしたら、次は4〜6話に移り同じようにインストールする。

ワンシーズン分の音のインストールが終わったら、(さらっと書いてるけど、ワンシーズン完了するのは結構時間がかかる)
次のステップに進む。

 

STEP4. シャドーイングする

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音のインストールが完了したら、次はシャドーイングに移る。
シャドーイングとは、聞こえてくる音声に少し時差をつけて発音していくこと。0.2〜0.5秒くらい遅れて音源を追いかけていく感じで、自分の口にその音を再生させていくようなイメージ。

シャドーイングの時に意識するべきことは、自分の発音に注目するのではなく、音源の方に意識を集中させること。音源の方にしっかり集中できていると、口から自然に再生されるようになってくる。

シャドーイングは、すごい集中力がいる。はじめのうちは、少しやっただけで頭がすごい疲れる。少しずつ休憩を入れて、でもやる時は集中してやることが大事。

慣れてくると、音声を追いながら話しているんだけど、まるでこの音声が自分から発せられているかのような感覚になってくる。

音声が自分の口から発せられているような感覚になったら、はじめて英語字幕を見てもいい

この段階ではじめて、英語の字幕をつけて「ああ、ここはofが入っていたんだ」「えーなにこの単語、見たことない」「この表現、なんだ…?!」みたいに、文字による確認をさらっとする。

ただし気をつけてほしいのは、あまり文字づらにこだわらないようにすること。文法なんて、完全無視でいい。

例えば、「what’ve you been up to?」という音が、完全に頭にインストールされていて(STEP3)、シャドーイングでその音を自分が再生することができたら(STEP4)、「what’ve you been up to?」という表現の文法を、もう分析する必要はない。

「what’ve you been up to?」を使う然るべきタイミングも、この言葉の役割も、発音も、あなたの中の英語脳がちゃんと分かっている。

音がインストールできた。その音を自分でも自然に再生できるようになった。その段階までいったら、はじめて日本語字幕で確認してみてもいい。ただし、あくまでサラッと。日本語の確認は、するにしても1回だけにする。
以上のSTEP4までを繰り返す。自分でも驚くスピードで、英語脳の構築が始まる。

 

STEP5. STEP4までで培った英語脳を、実際にネイティブと会話することで回路を強化する

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STEP4までが終わったら、仕上げ作業はネイティブと会話をするということだ。

外国人と話す機会が持てる人は、積極的に会話をする。機会がない人は、オンライン英会話や日本語を学びたい海外の人とスカイプで話したりしてみる。

実際にネイティブと話してみて、相手の言っている内容が聞き取れない、言いたいことが全然出てこなくて言葉に詰まってしまう場合は、以下の理由が考えられる。

この場合はSTEP3・4に戻り、焦らずにやりこむ必要がある。

STEP4までがしっかりできていれば、はじめのうちは単純な表現しか使えなくとも、頭の中で組み立てることなく言いたいことが自然に口から出てくるはずだ。

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ひとつの番組を終えた人は、また他の番組を選び、同じように、インストール・シャドーイングのワンクールをやっていく。と同時に、ネイティブと実際に会話する時間を生活に取り入れる。

個人差もあると思うが、集中して行えば1年くらいでかなり自然に英語が話せるようになっている。早い人は数ヶ月〜半年で英語脳が自分のものになり始める。

これをコンスタントに自分の生活習慣にすれば、英語を自由自在に使いこなせるようになる。

 

この4つのステップが習慣になり始めた方は、こちらの記事も読んでください。→「英語を独学でマスターする方法〜ペラペラになるまでの裏技&コツ3つ!

リアリティ番組を選ぶ時の参考記事→「独学でネイティブレベルになるための最強の教材はリアリティ番組!おすすめ度別に紹介

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